鉄のラインバレル 「ＳＵＰＥＲ ＮＯＶＡ」

鉄のラインバレル第１１話「ＳＵＰＥＲ　ＮＯＶＡ」を見ました。

感想は　↓　からです。

タイトルが「ＳＵＰＥＲ　ＮＯＶＡ」なので、「浩一が『俺が超新星！！』とでも叫びだすのではあるまいな・・・？」と思っていたら、あながち間違いじゃありませんでした・・・（笑）。

地上では九条ＶＳ宗美、シズナ・イズナＶＳユリアンヌ、森次ＶＳ沢渡・デミトリー。
宇宙では浩一ＶＳ陸。
それぞれ戦闘開始です！
サトル君は前々回の森次さんとのやり取りを引きずっていて、援護射撃もミスってしまいます。
気持ちが揺れっぱなしのサトル君に対し、米軍の女性司令官は「自分の力の価値は、自分でお決め」と発破をかけます。
そういった中、陸の操縦するヤオヨロズは意外（・・・といってはなんですが）強く、浩一は苦戦。
・・・でもいたぶられる浩一を見るのは、ちょっと楽しかったり・・・（笑）。
絵美ちゃんの戦術も効かずに、ラインバレルは戦闘可能エリアから離脱、地球への落下軌道にのってしまいます。

作戦失敗か、と悲観ムードが漂う中、石神社長の声がラインバレルに届きます。
「早瀬君、後ろを見たまえ。それが今君が背負っているものだ。」
浩一の眼に映るのは、青い地球。
人々が、そして浩一も生きている世界。
「脅しですか？」といいながらも、浩一の答えは、
「ナイスな展開だよ！」
「世界を救い、人類を守る！悪くないじゃないか！」

初回で連呼していた「正義の味方」が、まさかここで昇華されるなんて・・・！
いやぁ～、ほんとナイスな展開だ！
覚悟を決めた浩一は、あとのことはサトル君に任せ、エグゼキューターのリミッターを解除、ヤオヨロズをぶった切ります！
浩一が自ら誰かに背中を託すってのは、もしかして初めてでは・・・？
託されたサトル君が「僕が受け止めてみせる！」ってそれに力いっぱい応えるのも、良い展開でした。

さらにこのあとも、またナイスな展開で。
「矢島見てたか・・・？」
呟く浩一の表情は、爽快で、達成感に満たされていました。
初回と今回では、同じ「正義の味方」という言葉でも、意味合いも重さも、全然違う。
それを改めて問う相手が矢島っていうのが、憎い演出だなぁ～。

一方地上では苦戦中のＪＵＤＡでしたが、特自のジンライが投入され、盛り返します。
道明寺君も初参戦です。
わたしは秘密裏に活動するのかと思ってましたが、堂々と名乗ってましたね・・・（＾＾；）
まあ、味方で良かった良かった。

今回の第１１話、とても面白く、見ていて燃えました（＾ｖ＾）！
浩一の成長が見てとれましたし、とても良い前半の総決算的な回だったと思います。
ある意味浩一が生まれ変わったと考えれば、「ＳＵＰＥＲ　ＮＯＶＡ」とは浩一のことなのではないでしょうか。