ＲＤ 「ラブ・レター」

ＲＤは、「ハルさん・・・ｖ」という具合にでれでれして見ているのですが、今回思わず姿勢を正したくなりました。
素晴らしい話でした・・・！
心の中にセンチメントの嵐が吹き荒れた・・・！


読書感想文を書くため、ミナモちゃんが手にした「ラブ・レター」という本。
「流行りものにはすぐ手を出せない性分」という割には、ハルさん随分詳しいなぁ、と思っていたら・・・・。
それはハルさんの「ラブ・レター」だった・・・。



　↓　から、わたしの憶測などを含めた感想です。

ハルさんから（久島さん経由で）沙織さんへ。
沙織さんから（図書館経由で）ミナモちゃんへ。
そしてミナモちゃんから再びハルさんの手へ戻ってきた「ラブ・レター」。

わたしの勝手な憶測ですが・・・、本当は「逆」の展開だったのかも・・・、と思いました。
ハルさんは以前、「久島が考えて、僕が動く」というようなことを言ってましたよね・・・。
・・・ということは、ハルさんはあれこれがっつりと本を選ぶタイプではないのでは・・・？
“流行りのもの”だからこそ、「ラブ・レター」はハルさんが手を出せた本だったのではないか、と思いました。
（むしろ久島さんや沙織さんのような研究者タイプは、手を出さなかったんじゃないか、と・・・。寄贈されたのもあの１冊だけですしね・・・。）
あの手紙は沙織さんへの返事ではなく、ハルさんから沙織さんにあてたラブ・レターだったんじゃないのかなぁ・・・。
・・・な～んて、考えたりしました☆

わたし、ハルさんはすんなり世界の変化を受け入れているんだと思ってた。
でも「ほんの少し眠っていただけ、なんですがね・・・」と、哀しく笑う。
・・・本当は、まだどこかに受け入れらない気持ち、ある・・・？

最高の文筆家が沙織さんに送った言葉は、「この仕事が終わったら、会いに行きます」でした。
飾り気のない言葉に揺さぶられる。
ハルさんを思って素直に涙を流すミナモちゃんが愛しいです。