群青学舎 1 [入江亜季作品]
表紙の感じや絵柄が好みだったので購入してみました。大当たりでした。
持久力がないせいか(飽きっぽいともいう・・・)、長期連載ものに手が出しずらくなってきていたのですが、この本は短編集。連作であっても一冊に収録されているという、なんともありがたい本です。
現代風であったり昔話風であったり、舞台も日本であったりヨーロッパであったりと、様々なジャンルのお話が描かれています。
読んでいて目を引くのは、石畳や木目などの背景の細かさ。森の風景は、ざわざわした感じが溢れ出て、読んでいてぞわぞわします。
登場人物は、老若男女問わずに愛おしいです。特に思春期の女の子のかわいらしさは尋常じゃない・・・。そしてちゅーがこれまた可愛いのです。
お気に入りの男子は静間。もともと素行がよろしくない男子X優等生女子という組み合わせが大好きなので。静間が暗い所から漣子を引きづりあげる姿はかっこいいの一言。「アホ」で黙らしちゃうんだもんなぁ。漣子の歯を食いしばってるような泣き顔も好き。甘えがただもれしちゃうとこも可愛いな。何より二人のちゅー・・・。
女子はマリオンかなぁ。この子はデレツンとでもいうのか・・・?ほんと、食われちゃうからそのままでいて下さい・・・。
他にも、クリスは傲慢だけどちょっといい気味だし、自然に愛されているおばあちゃんはかわいいし、春日君は都さんに振り回されているのがいいし、宇佐美くんは思春期思春期!でいいし、ユリアナは父上そっくりだし騎士たちはは思わず裏表紙で確認してしまったし、ティナは色っぽいし・・・。見所満載。
今現在、2巻まで出版されているようなので、近いうちに購入せねば、と思っております。
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