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革命のライオン 小説フランス革命1 [小説]


革命のライオン 小説フランス革命 1 (小説フランス革命) (集英社文庫)

革命のライオン 小説フランス革命 1 (小説フランス革命) (集英社文庫)

  • 作者: 佐藤 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/09/16
  • メディア: 文庫


副題にもあるとおり、“小説”フランス革命です。

フランス革命といったら『ベルばら』!なわたしですが(笑)、学生のころ歴史は大好きだったので、ネッケル・ミラボー・ロベスピエールの名前はうっすら覚えておりました。
でもミラボーはなにをした人なのか忘れてた・・・(^^;)。
1巻の主役はそのミラボー。
面白い人物だったんですね。
豪快奔放!
貴族の出自なのに、第三身分(第一身分は聖職者、第二身分は貴族、第三身分は平民)から議員へ立候補し、当選してしまう。
体が大きく、声も大きかったとか。そりゃ、迫力があるだろうなぁ。
小説では政治家としてとても魅力的に描かれていました。

ロベスピエールも中盤から出てきました。
『ベルばら』のロベスピエールをイメージしてましたが、ちょっと違いましたねぇ。
時期的にはベルばら以前のお話。
ミラボーという大きな獅子の影に隠れてる、ちょっと卑屈な感じのロベスピエールでした。
でも最後には汚れることを恐れないという覚悟を決めたので、これから変わっていくのでしょう。



解説にあった、池上彰さんの“フランス革命がフランス国民に与えた影響について”の記述に目から鱗。
日本は1/2の革命・・・か。
対談集も読みたくなりました。
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