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叫びと祈り [小説]


叫びと祈り (創元推理文庫)

叫びと祈り (創元推理文庫)

  • 作者: 梓崎 優
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2013/11/28
  • メディア: 文庫


梓崎優さん。初めて読む作家さんです。
「創元推理文庫だからミステリーだよなぁ。でも『叫びと祈り』というタイトルがミステリーっぽくないよな・・・?」と思いながらも、帯に書かれていた数々のランクイン履歴と“異国の謎”という文言に惹かれて購入しました。

なるほど、“異国の謎”だ!
舞台が日本ではないので、日本では通用しない“何故?”がそこでは通用し、日本で理解できる“何故?”がそこでは理解されなかったりする。
文化の違い・価値観の違い。
わたしにとっては今までにない感触の推理小説でした。





ネタばれになるのではっきりとは書けませんが、『祈り』の“僕”の正体は驚きました・・・。
わたしはサクラの話が好きです。
『祈り』でもサクラの話に触れていて、それがすごく希望のある触れ方で、“僕”のこれからに希望が見えるような気がしました。


リバーサイド・チルドレン (ミステリ・フロンティア)

リバーサイド・チルドレン (ミステリ・フロンティア)

  • 作者: 梓崎 優
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2013/09/11
  • メディア: 単行本


『叫びと祈り』にでてきた誰かが出てくるみたいです。

皇国の守護者Ⅱ 勝利なき栄誉 [小説]


皇国の守護者2 - 勝利なき名誉 (中公文庫)

皇国の守護者2 - 勝利なき名誉 (中公文庫)

  • 作者: 佐藤 大輔
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2013/08/23
  • メディア: 文庫


麗子さまの「ちあや」呼びが可愛いなぁ。

友軍撤退作戦完了。
帝国軍対皇国軍の北領紛争は、皇国軍の降伏で幕を閉じました。
理由は、新城の隊に与えられた作戦は完了したこと、そして『兵をただ名誉のためだけに死なせることは恥ずべき行為ではないか』という新城の個人的見解から。
・・・新城が部下に信頼され、好かれるわけだわ。
新城と東方辺境領姫ユ-リアの対話は、化かし合いのようでいて本音でもあって。
この二人、両思いになれるんじゃないか・・?なんて思ったりもしました。
一方でバルクホルン、メレンティンとの会話も面白かった。
本音のバルクホルンと化かし合いのメレンティン。
新城に対して興味は尽きない、といったところでしょうか。

蓮乃さんに対する新城の恋慕は複雑ですねぇ。
小さいころから一緒だった姉ではない美しい女性。その人を妻とした男の家に新城はいる。
歪んだ性癖はとりあえず置いとくとして、蓮乃さんに対して不穏なことが書いてあった気がするのですが、新城、なにかしたんかな・・・。

華竜の宮 (下) [小説]


華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)

華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 上田 早夕里
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/11/09
  • メディア: 新書


現実世界も、青澄のような交渉人が影ながら日夜戦っているのを信じて。


地球環境の変化は国の問題ではなく、地球全体の問題となってきました。
世界は滅ぶ。
どう生きるか。
どうあがくか。
マキの、最後の一言が素敵です。
とはいえ、わたしも負けて欲しくないし、努力は報われてほしい。
『翠星のガルガンティア』のような世界が、未来のひとつであってほしい。

警備隊たち、そしてタイフォン・月牙・燦のところは泣きました。
喫茶店で読んでいたんですけど、涙が溢れてどうしようもなかった・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
上見たり横見たりして涙をひっこませようとしたんですが、無駄でした・・・。
おそらくアシスタント生命体を性的にそばにおいていた人だっていましたよね。
でも、タイフォンは燦を美人にしておきながら、手は出さなかったんじゃないかなぁ。
せめて頭の中でタイフォンと燦をいちゃいちゃさせたいんだけど、せいぜい思いつくのがソファで転寝をしたタイフォンに毛布をかける燦の図とかそのくらいしか思い浮かばない・・・。


青澄が“N”である理由はマキなんでしょうか。
わたしは青澄が言ったコピーへの言葉がマキへの告白に思えてならいのですが。
青澄とマキは、タイフォンと燦と違って、いくらでもほのぼのいちゃいちゃが想像できるv


深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

  • 作者: 上田 早夕里
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2013/12/19
  • メディア: 単行本



深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

  • 作者: 上田 早夕里
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2013/12/19
  • メディア: 単行本


その後の世界。

戦争の足音 [小説]


戦争の足音 小説フランス革命 9 (小説フランス革命) (集英社文庫)

戦争の足音 小説フランス革命 9 (小説フランス革命) (集英社文庫)

  • 作者: 佐藤 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/05/18
  • メディア: 文庫


小説フランス革命第一部完結です。

国内での対立、外国との戦争。
議員でなくなり田舎に帰ったロベスピエールはパリと地方との温度差を目の当たりにします。
そりゃぁ、民衆にとっては戦争となったら戦いにいくのは自分たちですからねぇ。
呑気でなんかいられないですよ。
パリにもどったロベスピエールは決意を新たに、また政治の道を自分なりに進んでいきます。
ロベスピエールは下宿先のお嬢さんと恋に落ちそうで落ちない状況ですね。
そうこうしていると、サン・ジュストくん(ベルばらの影響か、この人にはなぜか“くん”付けをしたくなってしまう・・・)が登場し、惑わされてしまいます・・・(笑)。
まぁ、惑わされつつ、初心に戻った・・・という感じですが。
第二部は、サン・ジェストくんも大活躍するんだろうな。
・・・ということは、ルイ16世家族の運命が・・・。



最近『イノサン』という漫画を読みました。
フランスの処刑人のお話です。
ロベスピエール、ルイ16世などを処刑した人のお話。
まだ漫画にこの二人は出てきてませんが、今後の展開が楽しみです。

イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)

イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 坂本 眞一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/06/19
  • メディア: コミック



イノサン 2 (ヤングジャンプコミックス)

イノサン 2 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 坂本 眞一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/09/19
  • メディア: コミック



イノサン 3 (ヤングジャンプコミックス)

イノサン 3 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 坂本 眞一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/12/19
  • メディア: コミック


絵がすごいんだ、これがまた!絵画のようです!

皇国の守護者Ⅰ 反逆の戦場 [小説]


皇国の守護者1 - 反逆の戦場 (中公文庫)

皇国の守護者1 - 反逆の戦場 (中公文庫)

  • 作者: 佐藤 大輔
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2013/05/23
  • メディア: 文庫


帯コピー:血塗られた英雄の伝説、開幕


タイトルは聞いたことはあれども、読んだことがなかった本です。
サーベルタイガー!!
ドラゴンも浪漫ですが、サーベルタイガーも浪漫ですよね~(^v^)。
わたし、サーベルタイガーが出てくる小説を読んだのは初めてかもしれないです。

主人公はサーベルタイガー(『皇国の守護者』では“剣牙虎”)がバディの新城直衛中尉。
剣牙虎を相棒に戦場を駆ける。
血なまぐさい戦争であるということは、想像に難くありません。
新城中尉は、帝国軍の猛攻から皇国軍を逃がすために殿(しんがり)を務めることになります。
この新城中尉、豪胆と見えて、本当はどうしようもないほどの恐がり。
上司には嫌われるタイプ、部下には好かれるタイプ。
(全員が全員というわけではありませんが。)
良い人とは言い難いけど、嫌な奴とも言い難い人です。

1巻は新城軍に圧倒的不利な状況で終わります。
帝国軍の将も無能な指揮官ではありません。
新城中尉は友軍を逃がすことができるか、生きて帰ることができるか。
・・・実にいいところで終わってる・・・(笑)。
冒頭の手紙で『戦争によってすべてを奪われ、戦争によってすべてを取り返した』とあるので、新城中尉は戦争に勝ち生きるんでしょうけど、この状況でどう逃げきるのか、とても気になります。

世界記憶コンクール [小説]


世界記憶コンクール (創元推理文庫)

世界記憶コンクール (創元推理文庫)

  • 作者: 三木 笙子
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2012/05/18
  • メディア: 文庫


タイトルがすごく好き。


全体的に、親子の絆が描かれていたように思います。
心温まる絆だけでなく、その逆も。
高広・礼コンビの他に恵くん、里見基博さん(高広の養父)がメインの話もありました。
わたしのお気に入りの怪盗ロータスはお休みです。残念だ~。
恵くん、学生生活を元気に送っているようで良かった良かった。
今回登場しなかったけど、桜ちゃんも喜んでいることでしょう。
高広の養父・基博と奥様の慣れ染め話のラストは、「はいはい、ご馳走さまデス☆」って言いたい~(笑)。

華竜の宮 (上) [小説]


華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)

華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 上田 早夕里
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/11/09
  • メディア: 新書


起りうる未来図。


2年前の震災が頭によぎりました。
よくわかってない部分もあるとは思うんですが、「もしかして・・・もしかして・・・」とちょっと怖くなりました。
地球について色々な危機説が伝えられていますが、わたしはこの本に書いてあるようなことが起りうる確率が一番高いんじゃないかなと思います。



陸上民と海上民。
その名の通り、陸上に暮らす人々と海上に暮らす人々です。
面白いのが海上民の設定。
魚舟(うおふね)とよばれる生物とともに生まれてくるのです。バディです。
陸上民にもアシスタント知性体というバディが出てきます。
それぞれのバディトとの絆がいいです。

陸上民と海上民の政治的な思惑がうごめいてる中、地球滅亡へのカウントダウンが始まります。
緩やかに滅んでいってしまうのでしょうか・・・。


日本SF大賞受賞作とのこと!
上田早夕里さん、初めて読みます。
『リリエンタールの末裔』から読もうと思ってたんですが、本屋さん、置いてなかった・・・。

フイヤン派の野望 [小説]


フイヤン派の野望 小説フランス革命  8 (小説フランス革命) (集英社文庫)

フイヤン派の野望 小説フランス革命 8 (小説フランス革命) (集英社文庫)

  • 作者: 佐藤 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/04/20
  • メディア: 文庫


パリに戻ってきた国王一家。
今までは、ルイ16世というよりマリー・アントワネット王妃が国民のマイナス感情の的となっていましたが、パリ逃亡後はルイ16世も標的に。
国王に見捨てられたとなっちゃ、国民も怒り沸騰です。
でも仕方ないよなぁ。
国民にとって、国王とは太陽であり父であるんですもの・・・。
国王の処遇を巡っては、議会が割れます。
そしてシャン・ドゥ・マルスの虐殺・・・。なんでそんな・・・(><)!
どこかの巻で解説を書かれた方のいうとおり、歴史的事件がどんどん積み重なって『フランス革命』となっていくのですね・・・。

ふたりの距離の概算 [小説]


ふたりの距離の概算 (角川文庫)

ふたりの距離の概算 (角川文庫)

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: 文庫


古典部シリーズ5作目です。
アニメの影響で、えるちゃん、里志、摩耶花はあの姿で浮かんできました。
(奉太郎だけは、アニメよりももさっとしたイメージなのよねぇ・・・。)

タイトルと文庫裏面の説明文を読んで、「もしかして、奉太郎を頂点とした三角関係!?」と思った人がここに一人おります(笑)。
・・・まぁ、そんなことはなかったわけで。
でも、奉太郎とえるちゃんの距離は近づいてるんじゃないでしょうか、ぐぐっと!
だって、秘密ですもんね、ヒ・ミ・ツ(^w^)b
そもそもタイトルの『ふたり』とはどの2人なのかしら。
一組限定というわけでなく、作中に出てくる2人セットならすべて当てはまるのかな?

今回奉太郎は、えるちゃんのために動きました。
恋心を自覚したのかね、奉太郎くん。
ただ、それは大日向さんの古傷をえぐることでもあったわけで・・・。
奉太郎の良いところは、自分の行動のマイナス部分を自覚しているところだと思います。










あと摩耶花の恋が実って、本当に良かった。

オブ・ザ・ベースボール [小説]


オブ・ザ・ベースボール (文春文庫)

オブ・ザ・ベースボール (文春文庫)

  • 作者: 円城 塔
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/04/10
  • メディア: 文庫


表題作:オブ・ザ・ベースボール
ときどき空から人間が落ちてくる町ファウルズ。
なぜ空から人間が落ちてくるのかは、誰にもわからない。
主人公は、この町でレスキュー・チームに所属しています。
レスキュー・チームは、バットをもって町を巡回、そして人が落ちてきたらそのバットで打ち返すというのが仕事。
わたしの中では、主人公は大森南朋さんのイメージです。
外国人じゃないけど、なぜか(笑)。
主人公は巡回に巡回を重ねて、ようやく落下現象を目の当たりにするのですが・・・それがまた不思議なコトに・・・。
不思議は不思議なまま。わたしはこういうの好きですよ。

併録:つぎの著者につづく
・・・わかりませんでした(^^;)!
文字に限りはあり、文字の組み合わせにも限りがあり、似通ったモノが生まれる確率だって0%ではない・・・というのが骨子ですよね・・・?
枝葉部分が、もう、ハテナマークだらけ。

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