クォンタムデビルサーガ　アバタールチューナーⅢ：いいこ　いいこ：SSブログ

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クォンタムデビルサーガ　アバタールチューナーⅢ　[ＤＤＳ・デビルサマナー] [編集]

作者: 五代ゆう
出版社/メーカー: 早川書房
発売日: 2011/06/23
メディア: 文庫

なにものにも染まらない白のセラフィータ。

　↓　からネタバレありの感想です。

ニルヴァーナ篇です。
エンブリオンたちはお休みです。
（実際にはお休みどころか、激動のまっただ中！）

ⅠとⅡでヒートの心情がほぼなしだったのは、このⅢのためだったのですね・・・。

カズキ・ホムラとシン・ミナセ。そして、ケイ・ミナセ。
明らかに三角関係です（笑）。
一番欲しいものじゃなくても、二番目・三番目に欲しいものが手に入ればそれはそれで幸せなのではないか・・・と思ったりもしますが、きっとシンには二番目・三番目がなかったんでしょうね。
一番欲しいものしかない。
世界への憎悪が発端なのかとも思ったけど、欲しい愛情の欠如が発端？
まあこの二つは背中合わせではあるんだろうけど。
シンはカズキに世界をうんたらかんたら言ってましたが、もしあの時、カズキがシンを選んでたら、案外カズキの愛情に包まれて隠居生活に入っちゃってたかもしれないなぁ・・・（笑）。

それにしても、セラフィータの凄絶なことったら。
小説のセラは、神寄りなセラなんですね。
部屋の蝶が舞うシーンとか、映像にしたら綺麗だろうなぁ。

リアルシエロは、ゲームでは人物キャラとして登場してませんでしたが（たしか、研究所の職員の立ち話ででてきたくらいだったような・・・？）、今回、じっくりとリアルシエロを読んで、改めて「この子は本当にいい子だな」と思いました。
セラだってシエロが好きだったって思いたい。
だって、ニルヴァーナとジャンクヤード、同じ名前で出てきてるのはシエロだけだもの。

アナべラ、素敵ね。ふ～じこちゃ～ん。
ゲームほどリアルサーフに溺れていたようには見えなかったな。

ロアルドは、密かにアナベラのことが好きだったのかな？
Ⅲではほとんど出てきてなかったけど、次巻にはもちろん出てきますよね？

エンジェルの設定、噂で聞いたことがあったけど、本当に両性具有だったんだ・・・！
どっちもとっちゃったというのは驚いた。
出生の秘密にも驚いた・・・。
ゲームでエンジェルと恋仲だった人は小説には出てこないんですね。
出てこないとなると、今後のエンジェルとゲイルの関係ってどうなるんだろう・・・？
４巻買ってあるから、早く読むぞ～！

ゲームゲーム！