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龍馬伝 SEASON2:RYOMA THE ADVENTURER 3 [NHKドラマ]

第20話から第21話は、土佐勤王党崩壊のお話。

「続きを読む」から感想です。
あくまでも『龍馬伝』についての感想であり、史実の彼らについてではないことをご承知おきくださいませ。

武市夫婦~!!
SEASON1の感想の中で食卓の風景について書きましたが、武市家はこうくるとは・・・。
なんなの、あの展開・・・!
永久保存版にしろというのか、ビデオの爪を折れというのか・・・!←我が家はいまだにビデオでございます(笑)。
奥貫富さんの、「おまんさん」という掠れた声、目をすらさず夫を見つめる眼差し、「ここで二人で過ごしたいがです」という涙声、しゃんとして夫を見送る姿・・・。
いやいや、もう、きゅんきゅんしまくりですわよ。
武市に羽織をかける場面は、とても美しかったなぁ。
弱さを受け止めてくれた富さんの手によって『武市半平太』を羽織る・・・というのはちょっと切ないなとも思いましたが。
でも、差し込む光とか、半平太のうなじとか、とても美しかった。
弥太郎夫婦とは違って、武市夫婦は抱きついたりしないのです。
でも富さんの指からどれだけの想いが語られたのか。半平太の横顔にどれだけの「ありがとう」が潜んでいたのか。
ああ、武市夫婦よ・・・萌えて燃える夫婦・・・!

初登場は新撰組。
原田泰三さん、出演するなら板垣さん役(『篤姫』)のままでいいんじゃないの?と思いましたが、近藤さん役とても似合ってました!
土方さんは、松田悟志さん。『龍騎』の蓮だ~。これまた似合ってましたねぇ。原田勇の後ろで不敵に微笑んでいました。
そんな彼らに追い詰められる、佐藤以蔵。辛くも逃げとおせてはいるものの、そろそろ限界・・・。

去っていったのは宮迫収二郎。ず~っと武市と一緒にいたのに・・・。
拷問に耐えぬいた先には、切腹という『誉れ』。
「夢のような日々だった」と武市に言い残し、収二郎の命は露と消えました。
(半平太や加尾ちゃんの言動にはちと首をかしげましたが・・・。)



『龍馬伝』の苦悩や葛藤について、わたしがふと思ったこと。
表現の仕方(感情の表わし方)が現代的な気がするなぁ。
幕末と現代、若者の葛藤に通じることはあっても、心構えが違うと思うのですよ。
激動の時代において、どどーんと揺るがない芯。
上に立つ人ならなおさらで。
でも、やけに動揺が表に出てしまっているのが、武市半平太。
ちょっと割を食ってやしませんかねぇ・・・。
「助けてやれなんだ」くらいは言っても、「土佐勤王党を作らなかったら・・・」なんてことは決して口に出さないと思う・・・。
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