チャイルド44〈上〉〈下〉 [小説]
わたしにしては珍しく、海外ミステリーを読みました。
読んでいる最中は、次の頁が気になってしょうがないくらいに夢中になりました。
スターリン時代の圧政、当時の女性たちの過酷な現実、密告・・・。
気が重くなる描写も多々ありながらも、読ませるスピード感はすごいです。
物語終盤、ある名前が出てきたときは、ほんとに驚いた!
思わず上巻と、登場人物欄とにらめっこしました。
つい、殺人者の罪悪感の吐露はないのか・・・と思ってしまうのは、日本のミステリーを読みなれているせいでしょうかねぇ。
仕方がなかったとはいえ、弔いの言葉ひとつないのかしら・・・。
そうそう、映画化が既に決定しているそうですよ。
わたしはレオ役を、トゥーレ・リントハートさん(『誰がために』のフラメン)に演じて欲しい!
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