SSブログ

チェイス~国税査察官~ [NHKドラマ]

第05回「史上最大のスキーム」を見ました。
 ↓ から感想です。


「ワタシタチ、悪いパンヤオ」
「シュウジ、楽シカッタネ」
「再見、朋友」
こう言い残してウォンは死んでしまいました。
村雲のあの取り乱しようは衝撃的・・・。
「俺がなんとかする!」という台詞は感動的でもありました。
村雲もウォンも、あの瞬間までお互いを友達と認識していたわけではないような気がします。
でも死が迫ってきたときに、今までの悪くて楽しい日々がどうしようもなく愛おしく感じたのではないでしょうか。
悲しみをこらえながらも、つい笑みを浮かべてしまうくらいに・・・。
結果的にボリビア採掘場で事故は起こりスキームは成功しましたが、村雲にとってはウォンが生きて戻らねば本当の成功とは言えない。
だから彼は「しくじった」のです。
大事な『片腕』をまた失くしてしまった村雲。
彼は、これ以上大事なものを二度と失くすものかと、強く思ったことでしょう・・・。

春馬は『村雲修次』の調査を始めました。
ほんっと、春馬の精神力には恐れ入ります。
あれだけ叩かれて凹んでまた叩かれ凹んで、それでも決して折れない主人公というのは久しぶりに見ました。
そのど根性で『澤村吉弥』に辿り着きました。村雲の復讐にも気付きます。
同時に母親の安否も気遣うところが春馬の優しさですね。
でも、村雲にお母さんの話をするところは、春馬の底意地の悪さが出ていますよね。 ← これ褒めてますよ~(笑)。
村雲のむき出しの感情が見たいがゆえにああ言ったのだとは思いますが、いやぁ、なかなか・・・。
やっと実態を伴って目の前に現われた敵ですからね、感慨もひとしおだったのでしょう。
そして春馬には、もう一つ嬉しいことが。鈴子ちゃんとの雪解けです。
株で大損をしてしまった鈴子ちゃんを、詰りもせず、多大な言葉で慰めようとせず、旅行へと連れて行きます。
お参りの途中、春馬と鈴子ちゃんが雪恵さんの話をしているとき、無理やり明るくしているのではなく、普通にさらっと話をしているのを見て、無性に嬉しくなりました。
木村多江さんの儚げな笑顔って偉大だなぁ~、としみじみ思ったのが夜のシーン。
春馬と鈴子ちゃんが語り合う場面で、2人を心配そうに見守る雪恵さんの顔が頭に浮かんできましたよ。「春馬と鈴子ちゃん良かったね」と思いましたが、それ以上に「雪恵さん良かったね!」と思いました。

次回はいよいよ最終回ですね。
楽しみ!としか言いようがないです!!


ちょっと心配なのは・・・。
村雲の母親の若いころが歌織さんに似てたりしないよね・・・?ってこと・・・(^^;)。
nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。