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チェイス~国税査察官~ [NHKドラマ]

第04回「復讐」を見ました。
 ↓ から感想です。


・・・すごい回でした・・・。
第1回、2回、3回と進んできた物語が、4話で爆発した感じです。

今回はなんといっても村雲修次ですね。
彼の過去が漸くわかりました。
村雲は、本当は『澤村吉弥』。
檜山会長の隠し子でした。
左手は、幼いころ誘拐された際の犯人による陰惨な仕打ち。
母親の死因が餓死というのも、村雲の心を鬼へと駆り立てているのでしょう。
檜山グループの脱税に手を貸したのも、復讐のため。正道を苦しめるため。
今、まさに、そのときが近づいてきました。
でも、村雲の中の『吉弥』君はどうなのかな。
「オトウサン・・・オトウサン・・・」って泣いてないのかな・・・。

歌織さんは村雲を救いたいと言う。
ソファで歌織さんがそう口にしたとき、村雲の顔に浮かんだのは冷やかなものでなく、むしろ怯えに近いもののように見えました。
母親となった歌織さんは、村雲に対して今までの異性に対する“好き”とはまた違った感情を、抱き始めたのかもしれません。

春馬は、村雲に「この世界を憎む権利がある」と言われ脆くなってしまうのかと思えば、逆に強靭になっていました。
こういうところは、春馬ってすごいな~、と思います。
楽な方に流されないんだもんなぁ。逆境に強い男だ。
村雲についても、彼のちょっとした仕草から疑いを持ち、確信に至るまでになりました。
しかし、無傷というわけではない・・・。
内偵に勘付いた村雲により、新谷さんのスキャンダルが発覚し、結果的に新谷さんは自殺を選んでしまいました。
新谷さんは、娘とのことで悩む春馬のために息子さんの話をしたんだと思うと、胸が熱くなります。
「今は無理でも、いつかは理解しあえるよ」。それを言いたいがために・・・。
品川さんの「素直に落ち込める奴が羨ましいよ」という言葉には、わたしも同感です。
春馬の正論は、正論が故に迷いがない。強い。
だから鬱陶しい。
新谷さんも心配していた鈴子ちゃんですが、とうとう家をでてしまいました。
村雲の指導のもと株で大儲けをし、東京タワーの望めるところで一人暮らしを始めるそう。
「お母さんの死を乗り越えたよ」、「ありがとう」と言った鈴子ちゃんの目には、まだ春馬への軽蔑が残っているように思えました。

残すところあと2回のチェイス。
緩やかに右に下がるのか、ますます右上がりの展開になるのか・・・。
春馬対村雲の勝負を決するときは、もうすぐ!
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