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チェイス~国税査察官~ [NHKドラマ]

第03回「パーマネント・トラベラー」を見ました。
 ↓ から感想です。


スタジオパークにARATAさんが出演されたんですね。
スタジオパークにARATAさんが出演されたんですね。
どうして2回書いたかというと、見逃したからです・・・(笑)。うおぉ、見たかったよ~!

今回の『チェイス』はいつもにもまして渋み&凄みが効いておりました。
中村嘉葎雄さん演じる檜山正道。
基一の父親で、檜山グループの会長であり、流通界のカリスマと呼ばれる男です。
登場は、息子夫婦&村雲との食事のシーンのみでしたが、日本で長く生きてきた・生き抜いてきたという凄みを感じました。
村雲は脱税のスキームを提案しましたが、「綺麗に死にたい」と言う会長がノッてくるかはいまいちわかりませんね・・・。(まあ、村雲が無理にでも進めるでしょうけどねぇ。)
会長は、ガンであと一年の命とのこと。
ここでの基一と歌織さんのやり取りがいいなと思いました。
基一の脱税計画の根本にあるのは、手に入る金が減るからというよりも、父親の残した財産を国にとられたくないという気持ちの方が強いのかな・・・。
歌織さんは基一のお姉さんみたい。愛情よりも友情の方が強いのかもしれませんね。
・・・いや、むしろ同情、か。川島さんを亡くした自分を投影しているように思えます。
ところで歌織さんの子ども、川島さんの子どもってことはないんでしょうか・・・。
今回の敵は石橋蓮司さん演じる井坂敏。
伝説の査察官で、春馬の師匠的な人物です。
敏さんがかつて調査対象だった大臣の税務コンサルタントになったのは、国税査察の限界を痛感したから、あるいは馬鹿らしくなったから・・・という解釈で良いのかな・・・。
国税は、上からの圧力で調査を断念せざるを得なかったり、新谷さんが言っていたように「下請け」のように見られたり、あげくには検察に手柄を横取りされてしまう。
井坂さんにしたら、大臣逮捕も「何をいまさら・・・」と苦笑ものだったことでしょう。
そして春馬たちには、「お前たちの仕事はそんなもんだよ」、・・・と。
でも春馬は、認めませんよね。
認めてしまったら、春馬は“そんな”仕事のために旅行をキャンセルし、雪恵さんを一人で死なせてしまったことになってしまう。
認めてしまったら、それこそ春馬の世界が壊れてしまいます。
いまだって、村雲と関わりを持ち始めたことでちょっと壊れかけているというのに・・・!
それにしても、春馬・・・。鈴子ちゃんともっと一緒にいてあげてよ~(><)。
自分は仕事に打ち込むことで逃げられるけど、鈴子ちゃんはいっぱいいっぱいなんだからさぁ。

村雲は標的の檜山正道との対面で胸がいっぱい。
今の様子だと、檜山グループを壊すのが村雲の最終目標というように見えます。
春馬と話していたときの言葉は、彼の本心に近いものかもしれません。
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