陽気なギャングの日常と襲撃 [小説]
楽しいな、ギャングたち!
本格的にシリーズ化して欲しいです。
短編集だけど長編でもある今作。
響野の演説は相変わらず、成瀬の嘘発見器も健在、久遠の手癖の悪さは磨きがかかり、雪子さんの体内時計もますます神がかる。
祥子さんも田中さんも、タダシくんも慎一くんも元気です。
第一章で彼らの日常(たまには人助けもする)、第二章からは彼らの本業(やっぱりなにかしら巻きこまれちゃう)が描かれています。
どたばたするけど、作品のカラー(強盗はするけど殺しはしないよ)がはっきりしているので安心して読める作品です。
前作はこちら。
「ロマンはどこだ?」
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