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戦争の法 [小説]


戦争の法 (文春文庫)

戦争の法 (文春文庫)

  • 作者: 佐藤 亜紀
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: 文庫


最後の一文が好きだ。


登場人物の拠り所を考えてみました。
たかしは伍長。
千秋は狙撃。(千秋の場合は拠り所というより、“居場所”か。)
母親は商売。
父親はお金。
で、伍長は弟、弟は伍長、なんですよねぇ。凄まじい因縁。


加世さんはほんと災難と思った。
伍長がいるときは伍長が夫で、いなくなったら村長が夫。
まあ変な話、夜の方もそういうことになるんですよね・・・?
よくおかしくならなかったなぁ。
(でも時勢が時勢だから、不思議な家族形態だけど、あの二人に守られてたともいえなくないのか・・・?う~ん。)
なんにせよ、加世さんの出したあの結論は、図らずもお祖父ちゃんの希望とおりになってしまったなぁ。
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