秋期限定栗きんとん事件〈上〉〈下〉 [小説]
秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
- 作者: 米澤 穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/03/05
- メディア: 文庫
3年ぶりの小市民シリーズ。
前作からだいぶ待たせてくれました!
ネタバレになるので「続きを読む」からどうぞ。
今回は放火事件と、小鳩くんと小山内さんの恋物語でした。
上巻の帯に「小鳩君に、彼女ができました。」という一文があって、「なに~!?」と思わず目を疑いましたよ。
だがしかし。
下巻の第5章・・・!
なにやってんのこの二人。もう、顔がにやにや。
わたしは米澤作品の中で一番にゴールインするのは古典部だろうと思っていたので、まさかこちらが先になろうとはねぇ、驚きでした。
でも良かった良かった、「いとしの栗きんとん」。
しかし、不運というか不幸というか、とにかく哀れな人も若干名。
ちゃんと立ち直れるかな、あの子。
恋の方は数年後に「昔こんな振られ方しちゃってさぁ・・・若かったな~。」と酒の笑い話に変換できるかもしれないけど、友情のほうは、ねぇ・・・。
相当凹んじゃいますよね。
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