ジャージの二人

映画コピー：ワケあり父子の、何もしない夏休み。
　　　　　　　この二人、どうしようもなくジャージ。

唐突にジャージの鮎川さんが観たくなり、映画館に行ってまいりました。

　↓　から感想を。ネタばれですのでご注意を。

とてもユル～く、良いモラトリアムなお話でした。
コピーでは「なにもしない」とありますが、最後は父も息子もしっかり前に進んでました。
「どうにもならない」ことと「（いつか）どうにかなる」ことっていうのは、実は背中合わせ・・・？

それにしても、鮎川さんをキャスティングした方は素晴らしい！
なんともいえない存在感・・・！
なんかこう・・・（笑）、画面に現れると、気になってしょうがない・・・。
つい目で追ってしまいます。
セリフの間が独特で、映画向きな方だなと思いました。
（きっとドラマだったら、あれだけの間はＮＧでしょうね・・・（＾＾；））
ジャージを羽織るシーンは、生き生きしてましたね～。
その上、スローモーション＆かっこいいＢＧＭで、余計笑ってしまいました。

堺さんは滝のシーンが印象的でした。
「そうだね」と自嘲気味に笑うシーンで、言葉の“音度”が変わったというか、さすが“笑顔ですべての感情を表現する男”と称されるだけのことはあるなぁ、と思いました。
ちょっとゾクっとしましたよ。

映画の中の夫婦たちは沈澱中でしたが、映画の外の夫婦たちは愛あふれてる！
ＥＤには「シーナ」の文字があるし、主題歌は作詞・作曲が「ＹＵＫＩ・ＹＯ－ＫＩＮＧ」だもの。
なんかこう・・・良いね（＾ｖ＾）！