あしたの、喜多善男 第１０回

とうとう１０日目です。
喜多さんの世界とお別れイブ。
怒涛の展開で、驚くやら泣きそうになるやら・・・。
いや～、「喜多善男」、面白いです！


ラスト間近なので、潜らせます。
　↓　からどうぞ。ネタばれです。

今までは怖い存在だったネガ善男に、悲哀を感ぜずにはいられませんでした。
喜多さんにキツイ言葉を吐きかけ嘲笑するネガ善男。
「ネガティブと向かい合うんだ」という三波さんの言葉に、ネガ善男を凝視する喜多さん。
ネガ善男の歪んだ笑い顔がだんだん泣き顔に見えてきた時は、もう、どうしようかと思いました・・・。
つられて泣きそうになった・・・。

そうしてネガ善男を受け入れ、同化した喜多さん。
一気に押し寄せてきた負の感情に翻弄され、爆発してしまいました。
一人称が「俺」になってましたよね。「誰も俺なんて！」って・・・。
・・・ここでもまた泣きそうになった・・・。

もう一つ泣きそうになったところは、キャバクラのシーン。
「リカと平太は保険金殺人を企んでた」と警察に言われた時の喜多さんの言葉。
「平太さんはいい人です」
この言葉を聞いた時の平太ときたら・・・。
第７回の「・・・なんで？」という呟きが聞こえてくるようでした。



今回のキーパーソンの三波さん・・・。
う～ん・・・なんだか複雑・・・。
「怖い」部分もあったし、心理学者な部分もあった。
そして、喜多さんの「友人」としての部分もちゃんとあった・・・。
喜多さんを迎え入れた笑顔は嘘ではないと思う。
でも喜多さんの命を狙ってたと本人を前に言ってしまうし。
でもネガを受け入れるよう、喜多さんにアドバイスもするし（「罪滅ぼし」とは言ってたけど・・・）。
この自分の心理を三波さんはどう分析するのか、気になります。



この他、一つ一つ書いたらえらいことになりそうなので、箇条書きにします（笑）。
・「あんた、なんで生きてるんだ」三波さんに敵意丸出しの平太。直球すぎ（笑）。
・そして平太、喜多さんにつきっきりすぎ（笑）。その間に、リカは警察に捕まっちゃったじゃないか。
・「一番あやしくない人間が鷲津殺しの犯人」と、杉本さん。・・・ってことは・・・？
・リカの父がお金を借りていた会社名が「安心円満リース」・・・。ちょっと笑った。
・抜け出して喜多さんに会いに行こうとするしのぶちゃん。か～わ～い～い～よ～。
・でもってしのぶちゃんの行動パターン把握しているマネージャー（笑）。
・野心的な森脇。「今日のあなたが一番魅力的ね」とみずほさん。ニヤリとした森脇さんはたしかに素敵。
・喜多さんの部屋に来ていたしのぶちゃん。平太に泣きつくしのぶちゃん。いや～、もうかわいいっ！



さて、負をも受け入れた喜多さん。
向かうはみずほさんとの思い出の地。
最終回、喜多さんの未来はどっちに転がる・・・！？





でもって犯人予想。
・・・みずほさんの精神科医・・・？