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11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち [映画]

映画コピー:いかに生きいかに死ぬべきか



三島由紀夫役の新(ん~、まだなんか変な感じ・・・)目当てに観に行きました。
でも、印象に残ったのは森田役の満島真之介くんの熱い目。
いや、目だけでないな・・・体全体が熱い!
若さゆえの無謀とか理想とか、いろんなものが発熱していたように思いました。

楯の会事件は、過去のニュース映像で見たことはありましたけども、今回の映画で初めて知ったことが多かったです。
演説シーンは・・・ちょっと残念・・・。
エキストラを集めて大群衆の前で演説だったら良かったのになぁ。
・・・う~、これは残念というか、悔しいのか。
大金を使って作っている映画もあれば、低予算の映画もある。
それはわかる、わかってるんですけど、なんか使うべきところにお金を回しても良いんじゃないかって。
(「使うべきところは出資者が決めることだろ」と言われればそれまでなんですけどね。)



あと、思ったのは、美学と滑稽さって近いところにあるんではないか・・・ということです。
お揃いの軍服に身を包み、武器は拳銃ではなく日本刀。
国のために大事をなす気概がある。
それなのに、彼らはあがいてでも、這いつくばってでも、汚い手を使ってでも、生き残ることを良しとはしない。
(『今』と『当時』、時代背景も感覚も違っているし、わたし自身も勉強不足の部分が多々あると思います。)
様式美と貫かれた美学。
美学に滑稽さが含まれるのか、滑稽さに美学が含まれるのか。
・・・感じるのは人それぞれ・・・なんでしょう。


若松孝二11・25自決の日三島由紀夫と若者たち

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  • 作者: 若松孝二
  • 出版社/メーカー: 游学社
  • 発売日: 2012/06
  • メディア: 単行本


これも見た方がいいか・・・。

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