閃光のナイトレイド 第１話

アニメノチカラ第２弾放送作品『閃光のナイトレイド』の放送が始まりました。
第１話「救出行」。
「続きを読む」からあらすじ＆感想です。

～ あらすじ ～
１９３１年、上海。
その街で日本の鏑木財閥の会長が誘拐されるという事件が起こった。
犯人は上海の地方軍閥で、要求は日本軍との武器の取り引きであった。
鏑木会長を救出すべく、桜井機関と呼ばれる諜報機関に属する葵・葛・棗・雪菜の４人が動き出す。
彼らは、サイコキネシス（時間制限付き）・テレポート能力・透視能力・サイコメトラーといった特殊な能力の持ち主であった・・・。



登場人物が『狸』ばかりでした（笑）。
桜井さんは言わずもがな、葵、鏑木会長までもが狸。
鏑木会長のあの抜け目なさは、ある意味拍手モノですね。
人質という被害者である立場から一転して、取引を持ちかける“ビジネスマン”に。
しかも自分の懐は痛まないどころか、結果的にはプラスの取引でした。
その老獪なやり口は、現在の日本ではほとんどお目にかかれない代物でありますね。
しかし、バレてしまっては水の泡。
人質事件は無事解決し、取らぬ狸の皮算用ということで幕は下ろされました。
葵は熱血タイプだと思っていましたが、ラスト近くの桜井さんとのやり取りを見て考えを改めました。
「わははは」「わははは」・・・ですものねぇ。
狸と狸の化かし合いだわさ。

メインの４名については、
葵＝視野が広い・ｎｏｔ熱血漢
葛＝クール・結構うじうじと悩むタイプ・・・？
棗＝主（あるじ）に従順・『犬神家の一族』における猿蔵
雪菜＝活発的なお嬢・『犬神家の一族』における珠代
・・・という印象を持ちました。
ちなみに『犬神家』で猿蔵珠代だったわたしは、棗雪菜に期待しておりますよ（笑）。