SSブログ

なぞの転校生 [ドラマ]


なぞの転校生 Blu-ray BOX(5枚組)

なぞの転校生 Blu-ray BOX(5枚組)

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: Blu-ray


『ジュブナイル』ときくと胸がときめく。


とても綺麗な作品でした。
映像がきれい。物語がきれい。言葉がきれい。
「そうか・・・ここにはショパンの『雨だれ』がないのか」 。
違う世界ということを表現するのにこの台詞ですよ。素敵です。浪漫です。
アイデンティカという別世界の自分、あったかもしれない幸福、逃れられない死、片膝ついて手の甲へキス、涙を流せないヒューマノイド、「またどこかで会おう」、そして流れ星。
もうたまらんです。
劇場で、一挙上映会を開いて欲しいです。
最終回をドラマの区切りとしての“終わり”としてでなく、一つの長い物語の”終わり”としてあのラストを観たいな。


DVD・BDには岩井監督監修の最終話前後編が収録されるそうです。
めちゃくちゃ観たいにきまってるじゃんか~!
というわけで、購入するかいま検討中です(^^;)。



「続き」を読むから印象的に残った他のシーンについて。
最終回のネタばれしてますよ。

◆暴走した冴木くん
廃墟に典夫を誘いこみ、自分の小学生のころの思いでを語るとき、スズシロさまの耳たぶをずっと触ってる。
ちょっとドキドキしたけど(笑)、あれは小学校時代の先生に、「ちゃんと俺の話を聞いて欲しかった」という心の奥底にあった気持ちの表れだったのかもなぁ。
典夫の支配から外れた冴木くんの姿は・・・なんとも言えん切なさが。

◆シャボン玉遊びをする広一たち
楽しそうに遊ぶ広一たちと彼らを見守る女王さま。
映像も美しかった。
挿入歌「風が吹いてる」も美しかった。

◆アゼガミさまとスズシロさま
この世界の二人は幸せそうに笑っていた。
可能性の一つ。幸福な可能性。
お仕舞いは二人寄りそっていて、涙がほろり。

◆岩田広一のアイデンティカ
予想もしてませんでした。
広一のアイデンティカは、ナギサが既に話に出てたし、まさか『岩田広一』がくるとは。
わたしはNHKシリーズの『なぞの転校生』は見てなかったので、単純に「うわああああアスカが助かる!!」と嬉しくなりました。
さて、こっちの広一とみどりちゃんはどうなるのかな?
広一と一緒に来た3人は、この世界よりも頼もしかったな~。

◆山沢典夫
広一たちの前では人間らしくしなくてはいけないのに、超人全開。
アスカたちの前ではヒューマノイドのままでいいはずなのに、やけに人間くさい。
ラストの手の甲へのキスは、典夫くんにとってみどりちゃんは“お姫さま”ってことなんだと思いました。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。