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皇国の守護者Ⅰ 反逆の戦場 [小説]


皇国の守護者1 - 反逆の戦場 (中公文庫)

皇国の守護者1 - 反逆の戦場 (中公文庫)

  • 作者: 佐藤 大輔
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2013/05/23
  • メディア: 文庫


帯コピー:血塗られた英雄の伝説、開幕


タイトルは聞いたことはあれども、読んだことがなかった本です。
サーベルタイガー!!
ドラゴンも浪漫ですが、サーベルタイガーも浪漫ですよね~(^v^)。
わたし、サーベルタイガーが出てくる小説を読んだのは初めてかもしれないです。

主人公はサーベルタイガー(『皇国の守護者』では“剣牙虎”)がバディの新城直衛中尉。
剣牙虎を相棒に戦場を駆ける。
血なまぐさい戦争であるということは、想像に難くありません。
新城中尉は、帝国軍の猛攻から皇国軍を逃がすために殿(しんがり)を務めることになります。
この新城中尉、豪胆と見えて、本当はどうしようもないほどの恐がり。
上司には嫌われるタイプ、部下には好かれるタイプ。
(全員が全員というわけではありませんが。)
良い人とは言い難いけど、嫌な奴とも言い難い人です。

1巻は新城軍に圧倒的不利な状況で終わります。
帝国軍の将も無能な指揮官ではありません。
新城中尉は友軍を逃がすことができるか、生きて帰ることができるか。
・・・実にいいところで終わってる・・・(笑)。
冒頭の手紙で『戦争によってすべてを奪われ、戦争によってすべてを取り返した』とあるので、新城中尉は戦争に勝ち生きるんでしょうけど、この状況でどう逃げきるのか、とても気になります。
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