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無限の住人 27巻 (その2) [無限の住人]


無限の住人(27) (アフタヌーンKC)

無限の住人(27) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 沙村 広明
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/01/21
  • メディア: コミック


阿葉山さんと『十三人の刺客』の左平太、通じるところがあると思うんだ。

「続きを読む」から阿葉山さん語り(笑)になっております。

なにが興奮したかっていうとですね、阿葉山さんがあの尸良と遠くない人だったってとこですよ!
鎖分銅が出てきたときは「え、え、えぇえええ~!?」と鼻息荒くなったわ(笑)。
子供もいて孫もいて(絶縁だけれども)、そんな“じいじ”が右腕改造しちゃうようなイッてる人だなんて、誰も思わんですよ!
すべて逸刀流のためなのでしょうね。
仁に殉じた・・・っていうのかなぁ。
それとも、「ったく、こいつらはよぉ、しょうがねえなぁ」的なもの?
でも、そういうとこ、格好良い。惚れ惚れ。
あの鎖分銅、実際、武器として扱うのは相当大変ですよね。
長さの調節如何で自分の体にぶち当たるだろうし、振り回すから全身運動だし。
老体に鞭打つどころの話じゃないよね。
なのに、あの酒宴のあとから臥薪嘗胆、この恨み晴らさでおくべきか!の思いで習練を重ね、自由自在に使いこなせるまでに至ったことを考えると、阿葉山さん、本当に惚れ惚れよ。

あと、逸刀流のみんなのことを『仲間』って言ったシーン。
喪失感を露わにした阿葉山さんに、感動しました。
でもって、そのあと凶暴な笑顔で御岳さんに向かっていくところに惚れ惚れした。
(阿葉山さん、御岳さんの手裏剣を歯で止めちゃってるし!なに、この人(笑)!)


阿葉山さんも、天津のじいさんのせいで人生を狂わされちゃった一人。
本当なら、縁側で日向ぼっこしながら、孫と遊んでいた余生だったかもしれない。
しかし、今や死して屍拾うものなし。
それでも、阿葉山さんは後悔してないような気がするな。
・・・うん、やっぱり惚れ惚れする。



でも。
出来れば生きていて欲しいっ・・・(><)!
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