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龍馬伝 SEASON4:RYOMA THE HOPE 4 [NHKドラマ]

第46話から第47話は、大政奉還のお話。


下から感想です。
あくまでも『龍馬伝』についての感想であり、史実の彼らについてではないことをご承知おきくださいませ。


容堂公と龍馬、再び相見える!
人たらしな福山龍馬をもってしても今までおとせなかった(・・・こう書くと、ちょっとアレですが(笑))容堂公、今回も手ごわいこと手ごわいこと。文字通り龍馬は命がけです。
でも前回顔を合わせた時とは違い、今回の龍馬には後藤象二郎という頼もしい同志がおりました。
それと、容堂公自身、徳川幕府に対する諦念も・・・。
「武士も大名もなくなった世の中に、何が残る!」
容堂公と龍馬の間に流れる緊迫感。
もしかすると数秒だったのかもしれませんが、わたしには30秒以上空白の時間が流れていたように感じました。
そして、この言葉。
「日本人です!」
・・・じわ~っと胸に広がっていく言葉でした。
この後、容堂公があくまでも君主たる態度でいるのもいいんですよねぇ(^v^)。
必要以上に開襟してしまったら、それは容堂公らしくない気がします。
やっぱり容堂公は上からものを見る人でないとね。
後藤象二郎が容堂公の前で、龍馬への嫉妬心を吐露するシーンも素敵でした。
わたしが容堂公なら、象二郎のこと、可愛くてしょうがないと思う。
そして龍馬との会見後、盃を手に象二郎と二人きりで語らう容堂公。
今まで容堂公にとって、後藤象二郎とはおそらく“吉田東洋の甥”という意味合いが強かったのではないでしょうか。
ようやく個人として“後藤象二郎”を認めた。
その、盃。
象二郎にとっては、まさに至福の時ですね。
少し笑って、「武士の世を終わらせるかえ」という近藤容堂公がこれまた素敵でした。

こうして容堂公が断腸の思いで書き綴った建白書は象二郎に渡されました。
象二郎は京に赴き、大政奉還の建白書を幕府に提出。
『容堂公からの大政奉還の建白書』ということで幕府の重臣たちに激震が走り、慶喜は二条城に各藩の重役を集めます。
大政奉還か否か。
象二郎だけが「政をお返しなされれば、これはまさに大英断!」と声をあげます。もちろん土佐ですから、それはそうです。
慶喜公は象二郎の胸倉をつかみ、畳に突き飛ばし、その場を後にします。
慶喜公が選んだ道は・・・。

―――大政奉還

折しも町は“ええじゃないか”で大騒ぎ中。
そんな中、勝麟太郎が龍馬を訪ねてきます。
勝先生は龍馬の師匠でありますが、幕府方の人間でもある。
「大政奉還を決めた慶喜公を、敗軍の将として決してぞんざいに扱ってくれるなよ」と、龍馬に強く念を押します。
そうですよね・・・。何百年も続いた徳川幕府を自分の手で終わらせるなんて・・・怖いですよね・・・。
今までとは違って、下手をすりゃ憎悪の目で見られる可能性だってある・・・。それを覚悟で、大政奉還をしたんですよね・・・。
勝先生の言葉で、わたしは徳川慶喜に対するイメージが変わりました。

大政奉還がなったということで、龍馬は旧幕臣たちにも恨まれることに。
それだけではありません。
武力討伐を目指していた薩長にとっても、完全に疎ましい存在へとなってしまいました。

そして、龍馬は死に至る・・・。


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