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龍馬伝 SEASON4:RYOMA THE HOPE 3 [NHKドラマ]

第44話から第45話は、龍馬を愛したひとのお話。


下から感想です。
あくまでも『龍馬伝』についての感想であり、史実の彼らについてではないことをご承知おきくださいませ。


イギリス人水夫が武士に斬り殺されるという事件が起こり、たまたまお元ちゃんはその現場を目撃してしまいました。
とはいうものの、犯人の姿は白袴ということだけしかわからない。
しかし、長崎奉行所にとっては、白袴イコール海援隊。龍馬が目障りでしょうがない長崎奉行の朝比奈に至っては、海援隊の誰かイコール龍馬・・・というのが望ましい。
朝比奈に詰問されても、お元ちゃんは決して首を縦には振りませんでした。涙を浮かべながらも。
これにより、朝比奈は引田屋にあるお元ちゃんの部屋を調べさせ、隠れキリシタンである証拠を見つけさせます。
キリシタンは弾圧されていた時代。捕まればどうなることか・・・。
お元ちゃんは死に物狂いで長崎中を逃げ回ります。
龍馬はお元ちゃんの身に危険が迫っていることを知り、探し始めます。
やっとのこと海岸でお元ちゃんを見つけますが、お元ちゃんはすっかり怯えきっており、龍馬の声を聞いても最初誰だか分らず、砂浜を這って逃げる。
やがて龍馬だとわかり、安堵して号泣する姿は痛々しかった・・・(; ;)。
このあと龍馬はイギリス大使館に行き、水夫を殺したのは別の藩士だったと真実を告げるとともに、お元ちゃんをイギリスに密航させるため、頭を下げます。
密航の日、お慶さんも見送りに来ていたのが印象的でした。
そういえば、「12のころから贔屓にしてもらっている」とお元ちゃんは言ってましたもんね。
小さいころから今現在までお元ちゃんを見てきたということは、お元ちゃんの辛さ、悲しさもみていたということ。お慶さんにとって、キリシタンであろうが、お元ちゃんはお元ちゃん。
幸せになるんだよと、思わずにはいられなかったのでしょう・・・。

龍馬は土佐にも戦う意思があるというアピールをするために、下関の木戸さんを訪ね、その帰りにお龍ちゃんと久しぶりに顔を合わせます。
このときのお龍ちゃんの喜びようったら!
最初のころのお龍ちゃんからは想像できないくらいに可愛いっ[わーい(嬉しい顔)]
しかし、龍馬はお龍ちゃんの旦那さんでもあるのだけれど、みんなの龍馬でもあった・・・。
お龍ちゃんは、自分の旦那さまが立派なお人というのは喜ばしいのでしょうけど、しばらく離れていた上、会えても夫婦水入らずの時間がもてないというのは、辛かったでしょうね・・・。
ましてや、常に命が危険にさらされているとなったら、朝帰りについても単なる嫉妬だけではなく、相当不安もあるわけで。
帰ってきた龍馬の額に銃口を向けるのも、そりゃ仕方ないわな・・・。
この一見乱暴ともいえるこシーンは、こぞというときには肝が据わっているお龍ちゃんらしくて良いな、と思いました(拳銃の腕も着々とあがっていたというのも良いv)。
船の欠航のため、一日猶予ができ、ゆっくり二人で過ごすことができた龍馬とお龍ちゃん。
今度は二人で土佐に行こうと約束し、龍馬は次の目的地へと向かいます。
『必ずお前のもとに帰ってくる』
・・・それが今生の別れとは知らず。

お元ちゃん、お龍ちゃんだけでなく、龍馬は弥太郎とも別れることになります。
真犯人は別にいたにしろ、イギリス人水夫事件は、弥太郎の仕事にも大きな影響を与えたのです。
今度ばかりは弥太郎は怒りを抑えることができない。
「俺の前から消えろ!」
・・・この二人を見ていると、B’zの『YOU&I』が浮かんでくるなぁ・・・。
「嫌いだ、あなたといるときの僕はたまらなく情けなくて」とか、「嫉妬心を我慢しながら卑屈な作り笑い見せる」とか、「あなたがいなけりゃ楽な気持ちになれるだろう」とか。
結構弥太郎の気持ちと共通するものがあるような気がする。

・・・最後のフレーズ、「きっと良かったんだろう僕たちは巡り合えて」というのも含めて・・・。


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